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ARPANETの時代 1969~1978

1957年のことです。

ソ連の人工衛星打ち上げにショックを受けた
アメリカは、科学技術を発展させるために、
国防総省に高等研究計画局(ARPA)という組織を設立しました。

ARPAの目的の一つには、
「核戦争が起こっても大丈夫なコンピュータネットワークの開発」がありました。

そして、その解答として、
研究者たちは
「データが分散してあり、一部が壊れても大丈夫なネットワーク」を思いつきました。

それから12年後の1967年

ARPAは、パケット通信による世界初のネットワーク、ARPANETを築き上げたのです。

記録によれば、
最初のARPANETは、アメリカ国内の大学に置かれた四台のコンピュータを接続したもので、
回線速度は50Kbps程度(今のISDN以下です……)だったと言われています。

ですが、
このたった四台のコンピュータネットワークこそが、
今や何千万台ものコンピュータを抱えるインターネットの、一番最初の姿だったのです。
(ただし、この頃のARPANETは今のインターネットとは全然違うものでした。ブラウザもなく、主な使い道は電子メールやファイルのやり取りでした)

1971年にはARPANETに接続されたコンピュータが23台に増え、
72年には初めてチャットの実験が、
そして73年にはイギリスやノルウェーのコンピュータと国際接続されるなど、
この後のARPANETは順調に成長していきます。

そして1974年、
ビント・サーフとボブ・カーンという研究者が、
TCP/IPプロトコルの設計を発表しました。
(初めの頃のARPANETは、今のインターネットよりずっと不便なプロトコルしか持っていなかったのです)

こうして拡大していったARPANETですが、やがてライバルができることになりました。

それが、UNIXによるコンピュータ・ネットワークUSENETたちです。


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