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プロトコルの七つの階層

プロトコルの階層はOSI参照モデルという形式によって七層に定められていて、

下から順に、

・第一層:物理層
・第二層:データリンク層
・第三層:ネットワーク層
・第四層:トランスポート層
・第五層:セッション層
・第六層:プレゼンテーション層
・第七層:アプリケーション層

……となります。

なお、それぞれの詳しい説明は省きますが、第一層が最も基本的な下位層、第七層が最上位層です。

何故、こんな階層化がされたのでしょうか?

それは、通信の操作の手間を省くためでした。

OSI参照モデルでは、
上位層のプロトコルは下位プロトコルを意識することなく操作できるのです。

少し具体的に言い換えましょう。

例えば、
インターネットで使われているIPプロトコルは第三層のプロトコルです。

そして、IPプロトコルを使っているかぎり、
第一層や第二層のプロトコルをわざわざ決める必要はありません。

IPプロトコルを使うと決めた時点で、第一層、第二層のプロトコルも限られてくるのです。

言ってみれば、人間同士の会話で「関西弁を使うぞ」と約束したようなものです。

このとき、わざわざ「日本語を使うぞ」と約束する必要はないでしょう。

或いは、テレビのリモコンの使い方を知っていれば、
テレビの中でどんな部品がどう動いているのか知らなくてもテレビは動かせる、
と喩えてもいいかもしれません。

プロトコルの階層化は、
慣れないうちはややこしく思えるかもしれません。

また、開発者でもなければ、覚えておく意味もあまりありません。

それでも、こんな構造があるのだということは……
なんとなくでも、覚えていて損はないでしょう。

少しは、プロトコルの説明が分かりやすくなるかもしれませんから。

ちなみに、
インターネットは第三層にIPプロトコルを使っています。

第四層は主にTCP
第五層以上にHTTP(Webページ用)、FTP(ファイル転送用)、SMTPPOP(電子メール用)
などが使われています。